GLOBALACTION
# 理念で売るコーヒー
BIKAS COFFEE
私たちは誰もが手に取りやすいこのコーヒーを通して、「ある共通の価値観」を持った人が集まるコミュニティを形成し、すべてのヒトが社会に貢献できるアクションを生み出すことをブランドの目的としています。
BIKAS CAN BIKAS
このCOFFEEが、世界をDEVELOPさせる。
「BIKAS」は、ネパール語で発展という意味を持ちます。
コーヒーを通してネパールの雇用支援を行っているBIKAS COFFEE代表の菅さん。
菅さんの活動を通して、新しいブランドコミュニティの在り方が見えてきました。
ここは、作り手の「こころ」が覗ける場所。
参加者
Eris 馬場
BIKAS COFFEE 菅
– BIKAS COFFEE 菅
BIKAS COFFEEでは、アグロフォレストリーという環境そして人に優しい農法で栽培されたネパール産オーガニックコーヒーを販売しています。
私たちは、単にネパールのコーヒーを取り扱うブランドではありません。
日本でコーヒーを販売することで現地に雇用を生み出し、ネパール農村部で起きている人口流出の課題解決を目指しています。
誰もが手に取りやすいこのコーヒーを通して、「ある共通の価値観」を持った人が集まるコミュニティの形成、すべてのヒトが社会に貢献できるアクションを生み出すことがBIKAS COFFEEのミッションです。
– Eris 馬場
まさしく「#理念で売るコーヒー」ですね。
素朴な疑問ですが、なぜネパールなのでしょうか?
– BIKAS COFFEE 菅
よく聞かれます(笑)
学生時代にネパールで教育支援のボランティアを行っていたのがきっかけでした。元々ネパールに縁があったわけではないんですよね。
学校生活を楽しくしようと面白いことを探していた時に途上国の学校建設を知り、調べるとそれがネパールでできるらしいと。そこからは、ネパールに行けば行くほど魅力に取り憑かれていきました。当時は18歳で、学生ボランティアとして活動していましたが、社会人になってより経済的な価値を生み出そうと、コーヒーを通して本格的に活動を始めました。
ネパールに赴く菅さん
– Eris 馬場
ネパールはコーヒーよりも、お茶が有名なイメージがあります。
– BIKAS COFFEE 菅
お馴染みのコーヒーと比べると、ネパール産のコーヒーはまだまだ知名度が低いです。
BIKAS COFFEEはハルパン村という標高1200mの高地で、ヒマラヤ気候を活かしたコーヒー栽培を行っています。アグロフォレストリーで育つネパールコーヒーは、あっさり・すっきりしていて飲みやすいので、コーヒーが苦手な方にも気に入っていただけます。
誰もが手に取りやすいコーヒーだからこそ、社会に貢献できる関係人口を増やせる、そう思っています。
また地球温暖化の影響で、コーヒーは30年後には飲めなくなるとも言われていることも、コーヒーを選んだ理由の1つですね。
アグロフォレストリーで育つコーヒー樹
ハルパン村でとれたコーヒー豆
– Eris 馬場
私も先ほどいただいたのですが、すっきりしてるので本当にゴクゴク飲めちゃいました。
ネパールには何回ほどいかれたのでしょうか?
– BIKAS COFFEE 菅
これまで10回以上、コロナ前は年3,4回行ってましたね。
– Eris 馬場
すっかりネパールの虜になってますね。現地ならではの苦労はありましたか?
– BIKAS COFFEE 菅
ネパールにダルバートという伝統料理があるのですが、実はアジアのスパイス料理があまり得意ではなくて。農村部に行くとあまり英語が通じないので、コミュニケーションは食でとることが多いです。そのため、山盛りでもてなしてくれるダルバートに少し苦戦していました(笑)
(ここで男性が来店)
– Eris 馬場
一度中断しましょうか。
– BIKAS COFFEE 菅
大丈夫です、彼は古株のファンなので(笑)
BIKAS COFFEE立ち上げ前からの付き合いなんですよ。ブランド理念に共感してくれて、今まで一緒に作り上げてきました。
コミュニティメンバーの方々
– Eris 馬場
そうだったんですね!
BIKAS COFFEEといえば、ファンコミュニティの存在が特徴の1つだと思いますが、一般的なコミュニティとはどこか違う印象があります。
– BIKAS COFFEE 菅
私たちは、コーヒーが好きだから、ネパールが好きだから集まっているわけではありません。
BIKAS COFFEEが目指すビジョンや考え方が好きだから集まった、そんな場所です。
特定のものが好きで集まったコミュニティも経験しましたが、どうしても内向きになりがちで、個人的にしっくりきませんでした。
僕という人間ではなく、僕の見る未来に共感してくれる人たちと作っていくコミュニティが、まさにBIKAS COFFEEのコミュニティです。
目線合わせではなく、背中合わせで、ビジョンに向かって進んでいく。それが今できているのかなと思っています。
ファンミーティングの集合写真
– Eris 馬場
コミュニティと聞くと、共通の好みがあって集まる場所のイメージですが、全く逆のスタイルですね。ビジョン型のコミュニティ、いいですね。
これからの目標・展望を教えてください!
– BIKAS COFFEE 菅
2025年までの青写真は描けています。
今年はカトマンズ(ネパールの首都)に店舗をオープンするので、そこから海外を巻き込んだ植樹に繋げていったり。これまではここ日本を拠点にやってきましたが、ネパールに店舗を持つことで、活動の場も広がってきます。ネパールにコーヒー焙煎所を作るなど、他にも実現したい未来は多くあります。
これからも、誰もが手に取ることのできるコーヒーを通して、すべてのヒトが社会に貢献できる経済社会を作っていきたいです。
– Eris 馬場
これからも応援しています、本日はありがとうございました!
■クラウドファンディング(募集終了)
ネパール ハルパン村で育てているコーヒーの苗を購入し、自分の名前が入ったコーヒーの木を植えることができるプロジェクト。募集開始後わずか4時間で目標金額に達成。
クラウドファンディングの詳細は画像をクリック↑
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BIKAS COFFEE
私たちは誰もが手に取りやすいこのコーヒーを通して、「ある共通の価値観」を持った人が集まるコミュニティを形成し、すべてのヒトが社会に貢献できるアクションを生み出すことをブランドの目的としています。
Accessory
renew
社会の環境に対する問題意識が高まる一方、様々な「モノ」がその行き場を失い、
それらに込められた作り手の魂、こだわり、感情が蔑ろにされている現実。
その背景には作り手の「つくる責任」、社会・環境に対する責任を全うしてこなかったことが理由の1つかもしれません。
環境とモノづくりの調和を追求し、持続可能なモノづくりのあり方に、1つの解を示したい。
作り手に代わり、社会に対して環境問題に関する啓蒙を行い、「モノ」の歴史、作り手の魂を継承していくことが、renewの使命であると考えています。
海、地球で起きている様々な問題について少しでも多くの人に「知ってもらうキッカケ」として。
Handcraft
ミルクぱく子
ミルクぱく子さんは使い終わったあとの牛乳パック・豆乳パックをなめし、ミシンでバックや財布などのアイテムを素敵にアップサイクルしているハンドメイド作家さん。子育てと両立しながら、作家活動をされています。
– Eris 馬場
BIKAS COFFEEがつくる「コト」について教えてください。